Delphian Desktop
従来のポインティング支援技術は,ターゲット拡大や,ターゲット内でカーソル速度を減速させる方法などが主流でした.しかしながら,それらはターゲット内でしか機能していないため,大画面ディスプレイにおいてポインティングにおける移動を支援するものではありませんでした.そこで我々は,カーソルやターゲットの位置関係だけでなく,ポインティング中の人の運動特性に着目し,ポインティング中に検出されるピーク速度からターゲットを予測してジャンプする「Delphian Desktop」の提案をしています.そして,提案手法が長距離のポインティングにおいて従来のノーマルカーソルに比べて有効であることを示しています.(ACM UIST2005)
Publication
International
- Takeshi Asano, Ehud Sharlin, Yoshifumi Kitamura, Kazuki Takashima, and Fumio Kishino. 2005. Predictive interaction using the delphian desktop. In Proceedings of the 18th annual ACM symposium on User interface software and technology (UIST ’05). Association for Computing Machinery, New York, NY, USA, 133–141. [PDF]