PseudoJumpOn

素早く鉛直方向の移動を実現するための動作として,跳び乗り動作は有望な手段である. しかし,VR体験中に物理的な段差に対して跳び乗り動作を行うことは安全性などの観点から現実的ではない. 本研究では,平坦な場所での跳躍に視点操作を加えることで擬似的にVR空間内では段差に跳び乗ったような感覚を与える手法である,PseudoJumpOnを提案する. 本手法は,跳躍動作中の上昇量と下降量に異なる倍率をかけるゲイン操作手法と,上昇時間が下降時間よりも長くなるように操作するピークずらし手法を組み合わせることで実現される. ユーザスタディの結果,ユーザは物理的な段差がないことを知りながらも,段差に跳び乗る感覚のリアリティや自然さについて概ねポジティブな評価であったことがわかった.


Publication

International

  • Kumpei Ogawa, Kazuyuki Fujita, Kazuki Takashima, Yoshifumi Kitamura. PseudoJumpOn: Jumping onto Steps in Virtual Reality, Proc. of 2022 IEEE Conference on Virtual Reality and 3D User Interfaces (IEEEVR ’22), pp. 635-643, Mar. 2022.

Domestic

  • 小川郡平,藤田和之,高嶋和毅,北村喜文,VRにおける段差への擬似的な跳び乗り感覚提示手法の提案,日本バーチャルリアリティ学会第26回大会論文集, 2D3-3, 2021年9月.