Shape-Shifting Wall Display:
自律移動・変形する壁型ディスプレイ
一般に利用されているディスプレイ,特に大きな壁面型ディスプレイについては形状と位置は固定されていることが多く,多くの場合はフラットスクリーン(例:会議用の大型モニター)が利用されています.これは,情報共有や大きなコンテンツを扱う場面で有意義であるが,作業形態(一人か複数人か)や内容(共有かプライベートか)によって,求められる作業空間やディスプレイ構成は異なります.したがって,固定された配置のディスプレイだけでは,環境やユーザの動的なタスクの変化に対応できないだけでなく,ユーザの空間的で社会的な行動を阻害してしまう恐れもあります.そこで我々は,作業形態に応じて自動的にその形状と配置の変更が可能な壁型ディスプレイを提案し,その利用シナリオを通して実用可能性について検討してます.
Publication
International
- Takashima, K., Oyama, T., Asari, Y., Greenberg, S., Sharlin, E. and Kitamura, Y. Study and Design of a Shape-Shifting Wall Display.
Proceedings of the ACM Conference on Designing Interactive Systems – ACM DIS’2016. (Brisbane, Australia), ACM Press, June 4-8, 2016. [PDF]
Honable Mention Award - K. Takashima, S. Greenberg, E. Sharlin and Y. Kitamura “A Shape-Shifting Wall Display that Supports Individual and Group Activities” ,
University of Calgary PRISM Technical Report, Volume 2015, Issue 1072-05, 2015 April, From Page 1, To Page 8, Department of Computer Science Dspace Technical Report #2015-1072-05 [PDF]
Domestic
- 大山貴史, 浅利勇佑,高嶋 和毅, エフド・シャーリン,ソール・グリーンバーグ,北村 喜文, “自律移動・変形する壁型ディスプレイの設計と評価”, インタラクション2016, pp. 62-71, 2016. [PDF]