RedirectedDoors

VR体験において,ユーザが実際に実空間を歩いて移動することでVR内の移動を行うことは,臨場感や方向感覚などの知覚面で優位であると知られている. しかしながらこの移動手法は実空間の部屋の広さなどにより移動できる範囲が制限を受けてしまうという問題がある. そこで実空間でのユーザの移動量や回転量を気づかれないように操作することで実空間より広いVR空間の移動を可能にする「リダイレクション技術」が提案されている. 我々は開扉動作(ドアを開ける動作)を利用したリダイレクションに着目し,開扉動作に合わせて実空間のユーザの進行方向を操作するRedirectedDoorsを提案する. 具体的には,開扉時のユーザとドアの間の位置関係を保ちながら,開扉角度に合わせてVR空間全体を一定の倍率で回転させることにより,ユーザの進行方向操作を実現している. 開扉動作は私たちの日常の中でもよくみられる一般的な動作であるため,多くのVR体験で利用しやすいと考えられる. 開扉動作に関するリダイレクション手法を検討することでより効率的なリダイレクションを提供する.


Publication

International

  • Yukai Hoshikawa, Kazuyuki Fujita, Kazuki Takashima, Morten Fjeld, and Yoshifumi Kitamura. RedirectedDoors: Redirection While Opening Doors in Virtual Reality. Proc. 2022 IEEE Conference on Virtual Reality and 3D User Interfaces (IEEE VR 2022), pp. 464-473, March 2022. Honorable Mention Best Paper Award.

Domestic

  • 星川結海, 藤田和之, 高嶋和毅, 北村喜文, VRにおける開扉時の視触覚を用いたリダイレクション手法の提案, 第26回⽇本バーチャルリアリティ学会大会論⽂集, pp. 2B3-7, 2021年9月.